各種機器による点検業務の内容

発電所が正常に稼働しているか、各種点検を行います。

I-V計測器による点検

  • 日射量と発電量の点検
  • ストリング毎のIVカーブを測定し、パネルに異常がないかを判定する。
  • 異常な曲線が見られた場合、断線探知機やサーモグラフィー等で、異常個所の特定を行う。

絶縁抵抗器による点検

  • 絶縁抵抗値の測定
  • モジュール内のセル、電極、その他構成部品とフレーム間の絶縁の確認
  • ケーブルと架台間の絶縁の確認
  • ケーブルの地絡の確認

接地抵抗計による点検

  • 接地工事が基準通りに出来ているかの確認
  • 工事後に接地抵抗が変化していないかの定期的な確認

断線検出器による点検

  • 出力低下のストリングス及び、異常パネルの特定
  • また、異常パネルの特定を棒状の機械にて行う

ドローンによるモジュール故障の発見について

ドローンでサーモグラフィカメラによりモジュールのホットスポットを発見して、モジュール自体の故障の原因となるクラスター断線、サーモスタット故障、断線等を 発見及び点検の実施を行います。モジュール1枚の故障が1ストリングスの発電量に大きな 影響を及ぼし大きな損害になります。

※使用ドローン:DJI MAVIC2
※ドローンパイロットは、JUIDAの免許取得者です。

※サーモグラフィカメラによるホットスポット検出

ドローンによる計測

  • 部分的な高温発熱の確認
    セルクラック、汚れ、影、ジャンクションボックスの異常等の発見
  • クラスターの異常の確認
    インターコネクター断線、ハンダ不良、バイパスダイオードショート等の確認
  • モジュール全体が高温
    ガラス割れ、バックシート異常の確認
  • ストリング全体が高温
    コネクター損傷、ケーブル損傷、接続箱開放の確認

参考価格

  • ドローン赤外線カメラによるホットスポットの撮影
    50Kw:5万円~
  • ドローン赤外線カメラによるホットスポットの撮影
    1MW:20万円
  • ドローンによるPVホットスポット発見の報告書作成
    1通:1.5万円
  • クラスター断線PVの特定その他
    (ソラメンテ、I-V測定器使用、絶縁抵抗器)

    1個所:1万円~